あなたは人間の皮膚のように自然治癒する壁をご存知でしょうか?
この写真はNASAとミシガン大学の共同開発により開発された
自然治癒能力のある壁です。
もはやSFの領域に達していると思われる
この壁は酸素に触れると凝固する特殊な液体が入っているのだそうです。
壁が損傷するとその液体が外へ漏れ出すのですが、
漏れ出した瞬間に急速に凝固して新たな壁を作り出すのだそうです。
しかも、再生スピードは人間の自然治癒能力をはるかに超えており、
傷がふさがるスピードは1秒とかからないそうなんですね。
では、その再生する瞬間を実際にご覧ください。
▼1秒で自然治癒する壁
自然治癒する仕組みは人間の皮膚とまったく同じで
再生スピードはわずか1秒だそうです。
人間の皮膚や赤血球と
同じレベルのサイズでも使用できるそうで
非常に小さな損傷でも修復することができるのだそうです。
この自然治癒する壁、元々は宇宙ステーションの傷を無人で
修復できるようにするために開発が進められていたのだそうですが、
いろいろなものに応用できるため
将来的には安全な航空機の壁や燃料タンクがつくられるのだそうです。
また、このほかにも車のボディやハイテク機器、電化製品など
一般生活でも活躍してくれるように改良を重ねているようですね。
近い将来、傷がつくとこわいものへの応用が期待できそうです。
特に傷のつかない車などは需要が高まりそうですね。